ファクトチェック権
相手の主張が事実かどうかを検証する権利
ファクトチェック権は、相手の発言に含まれる事実主張に対して、
それは本当に事実なのか?
を検証できる権利スキルです。
レスバトルでは、相手が勢いで断定してくることがあります。
「みんなそう言っている」
「絶対に失敗する」
「過去にも成功例はない」
「普通はこうなる」
「データでは明らか」
こうした発言は、事実のように見えても、実際には根拠が薄いことがあります。
ファクトチェック権は、そうした相手の断定に対して、事実確認を要求し、主張の信頼性を下げるための権利です。
この権利でできること
ファクトチェック権が認可されると、相手の事実主張に対して、根拠や正確性をチェックできます。
たとえば、
本当にデータがあるのか
「みんな」とは誰のことか
過去の事例は本当に存在しないのか
一部の例を全体に広げていないか
数字や引用を都合よく使っていないか
といった点を確認できます。
相手の主張が事実に基づいていないと判断されれば、相手の評価を下げやすくなります。
使いどころ
ファクトチェック権は、相手が根拠のない断定をしてきた時に使いやすい権利です。
たとえば相手が、
この方法は過去に一度も成功したことがありません。
と言ってきた場合、本当に一度も成功例がないのかは確認が必要です。
そこでファクトチェック権を使って、
その「一度も成功していない」という主張は事実確認が必要です。
具体的に、どの範囲の事例を調べて、成功例がないと判断したのかが示されていません。
のように、相手の断定を弱めることができます。
発言例
相手がこう言ったとします。
みんなこのルールに反対しています。
この場合は、次のように返すと認可されやすくなります。
ファクトチェック権を使います。
「みんな反対している」という主張は、事実として確認が必要です。
実際には、誰が、何人くらい、どの場面で反対しているのかが示されていません。
根拠がないまま「みんな」と言うのは、一部の意見を全体の意見のように見せている可能性があります。
この発言では、
相手の事実主張
みんな反対している。
確認すべき点
誰が、何人、どの場面で反対しているのか。
問題点
一部の意見を全体化している可能性。
が整理されています。
認可されやすいコツ
ファクトチェック権を使う時は、相手のどの発言をチェックするのかを明確にしましょう。
おすすめの形はこれです。
ファクトチェック権を使います。
相手の「〇〇」という主張は、事実確認が必要です。
なぜなら、△△という根拠が示されていないからです。
現時点では、□□とは断定できません。
ポイントは、相手の意見ではなく、事実として述べている部分を対象にすることです。
「嫌だ」「好きだ」「納得できない」のような感情には、ファクトチェックは向きません。
証拠提出権との違い
証拠提出権は、自分の主張を補強するために証拠を出す権利です。
一方で、ファクトチェック権は、相手の主張が事実かどうかを確認する権利です。
つまり、
自分の根拠を出す
証拠提出権
相手の根拠を確認する
ファクトチェック権
という違いがあります。
相手の断定を止めたい時は、ファクトチェック権。
自分の主張を強めたい時は、証拠提出権。
こう使い分けるとわかりやすいです。
認可されにくい例
次のような使い方は、ファクトチェック権として認可されにくくなります。
それは嘘です。
これだけでは、何がどう事実と違うのかが説明されていません。
なんとなく違う気がします。
感覚で否定しているだけなので、ファクトチェックになりません。
あなたの意見は間違っています。
意見の対立と事実確認は別です。
そんなのありえません。
根拠なしに否定しているため、相手と同じく断定になってしまいます。
ファクトチェック権では、
どの事実主張に、どんな確認が必要なのか
を示すことが大切です。
相手の「断定」を止めるSR権利
ファクトチェック権は、相手の勢いある断定にブレーキをかける権利です。
相手が強い言葉で言い切ってくると、それだけで説得力があるように見えることがあります。
でも、その主張が本当に事実かどうかは別です。
ファクトチェック権を使えば、
それは確認された事実なのか
根拠は示されているのか
一部を全体のように言っていないか
を問うことができます。
勢いではなく、事実で止める。
それがファクトチェック権です。
