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SKILLS

スキル一覧

権利スキル

レス引用権

相手の過去発言を引用して、矛盾や弱点を突く権利

レス引用権は、相手が過去に言った発言を引用して、現在の主張とのズレや矛盾を指摘できる権利スキルです。

レスバトルでは、相手が話の流れに合わせて主張を変えたり、前に言ったことと違う内容を言い出したりすることがあります。

そんな時に、

さっきはこう言っていましたよね?

と過去のレスを引用することで、相手の主張の一貫性を崩すことができます。

レス引用権は、相手の発言を記録として使い、議論を有利に進めるための権利です。

この権利でできること

レス引用権が認可されると、相手の過去発言を根拠として扱いやすくなります。

たとえば、

前の発言と今の発言が矛盾している
さっきはAと言っていたのに、今はBと言っている。

主張の前提が変わっている
最初は効果の話をしていたのに、途中から感情の話に変えている。

相手が自分に不利な発言をしていた
以前の発言を引用することで、相手の逃げ道を減らす。

相手がこちらの発言を誤解している
自分の過去レスを引用して、本来の主張を確認する。

このように、レス引用権は「言った・言ってない」の争いを防ぎ、発言の流れを整理するために使えます。

使いどころ

レス引用権は、相手の主張が途中で変わった時に使いやすい権利です。

たとえば相手が最初に、

この制度は効果がないから反対です。

と言っていたのに、途中で、

効果があっても、感情的に納得できません。

と言い出した場合、論点が変わっています。

そこでレス引用権を使って、

先ほどは「効果がないから反対」と言っていました。
しかし今は「効果があっても納得できない」という話に変わっています。
つまり、反対理由が効果の有無から感情的な納得感に移動しています。

のように指摘できます。

発言例

相手がこう言ったとします。

私は別に、全員に厳しくしろとは言っていません。

しかし、その前に相手がこう言っていたとします。

例外を認めると不公平なので、全員に同じルールを適用すべきです。

この場合は、次のように返すと認可されやすくなります。

レス引用権を使います。
相手は先ほど「例外を認めると不公平なので、全員に同じルールを適用すべき」と言っていました。
それなら、実質的には全員に同じ基準を厳格に適用する主張だったはずです。
今になって「全員に厳しくしろとは言っていない」とするのは、前の主張との整合性が弱いと思います。

この発言では、

引用した過去発言
全員に同じルールを適用すべき。

現在の発言
全員に厳しくしろとは言っていない。

指摘している問題
前後の主張にズレがある。

という形で整理しています。

認可されやすいコツ

レス引用権では、引用する発言と、そこから何を示したいのかをはっきりさせることが大切です。

おすすめの形はこれです。

レス引用権を使います。
相手は先ほど〇〇と言っていました。
しかし今の発言では△△と言っています。
この2つは□□という点で矛盾しています。

または、

私は先ほど〇〇と述べました。
そのため、相手の「あなたは△△と言った」という解釈は正確ではありません。

相手のレスを引用する場合だけでなく、自分の過去レスを引用して誤解を解く使い方もできます。

証拠提出権との違い

証拠提出権は、データ・事例・記録などを使って主張を補強する権利です。

一方で、レス引用権は、この討論内の発言そのものを材料にする権利です。

つまり、

外部の根拠や事例を出す
証拠提出権

相手や自分の過去レスを使う
レス引用権

という違いがあります。

相手の発言の一貫性を攻めたい時は、レス引用権が向いています。

認可されにくい例

次のような使い方は、レス引用権として認可されにくくなります。

さっき変なこと言ってましたよね。

どの発言かが具体的ではありません。

前と言ってること違う気がします。

何がどう違うのか説明されていません。

たぶんそんな感じのこと言ってました。

引用があいまいすぎます。

その発言、矛盾です。

どのレスと矛盾しているのかが不明です。

レス引用権では、
どの発言を引用しているのか
今の発言とどう関係するのか
何が問題なのか
を明確にしましょう。

強いが、記憶力が問われる権利

レス引用権は、相手の発言を材料にできる強力な権利です。

相手が途中で主張を変えた時や、こちらの発言を都合よくねじ曲げてきた時に刺さります。

ただし、引用があいまいだと弱くなります。

「さっき言ってた」だけではなく、できるだけ具体的に、相手の発言内容を示しましょう。

レス引用権は、過去の発言を証拠にして、相手の矛盾やすり替えを逃さないための権利です。