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通常スキル

定義

定義

言葉の意味をはっきりさせるスキル

レスバトルでは、同じ言葉を使っていても、相手と自分で意味がズレていることがあります。

たとえば、

「正しい」
「努力」
「自由」
「迷惑」
「公平」
「成功」

こういう言葉は、使う人によって意味が変わりやすいです。

定義は、議論で使われている言葉の意味を整理するスキルです。

このスキルで見るポイント

このスキルでは、議論の中で重要な言葉に対して、

その言葉をどういう意味で使うのか
どこまでを含めて、どこからは含めないのか
相手と自分の認識にズレがないか

を整理できているかが見られます。

言葉の意味があいまいなまま話すと、議論がかみ合わなくなります。

まず言葉を定義することで、討論の土台を作ることができます。

使いどころ

相手の発言に、あいまいな言葉が出てきた時に使いやすいスキルです。

たとえば相手が、

それは常識的に考えておかしい。

と言ってきた場合、
「常識」とは何を指しているのかがはっきりしていません。

こういう時に、

ここでいう常識とは、多くの人が実際に守っている行動のことですか?
それとも、守るべき理想のことですか?

というように確認すると、議論が整理されます。

先に定義しておくことが大事

定義は、相手のあいまいな言葉に反応するだけのスキルではありません。

自分の主張を出す前に、先に重要な言葉を定義しておくことも大切です。

なぜなら、定義をしないまま議論を進めると、相手に自分に不利な意味で言葉を定義されてしまうことがあるからです。

たとえば「努力」という言葉を使う場合でも、

「毎日少しでも継続すること」なのか、
「結果が出るまで限界までやること」なのかで、議論の流れは大きく変わります。

相手に不利な定義をされてから、その定義を崩すのは難易度が高くなります。

だからこそ、議論の中心になる言葉は、できるだけ早い段階で自分から定義しておきましょう。

発言例

相手がこう言ったとします。

自由を制限するルールはよくない。

この場合は、次のように返すと認定されやすくなります。

まず、ここでいう自由を「他人に迷惑をかけずに自分で選べる範囲」と定義します。
その定義なら、他人に被害を出す行動まで自由に含めるべきではありません。
だから、すべてのルールが自由を悪く制限しているとは言えないと思います。

この発言では、まず「自由」という言葉の意味を整理しています。

そのうえで、相手の主張に反論しているため、定義スキルとして認定されやすくなります。

認定されやすいコツ

定義スキルを使う時は、いきなり反論するよりも、先に言葉の意味を固定するとわかりやすくなります。

おすすめの形はこれです。

ここでいう〇〇を、△△という意味で定義します。
その定義で考えると、相手の主張は□□という点で成り立ちません。

または、

〇〇という言葉が少しあいまいです。
それを△△という意味で使っているなら、□□だと思います。

この形にすると、議論の前提を整理しながら反論できます。

認定されにくい例

次のような発言は、定義として認定されにくくなります。

それは自由じゃない。

これだけだと、何を自由と考えているのかがわかりません。

常識的に考えて違う。

これも、自分が使っている「常識」の意味を説明できていないため、定義にはなりにくいです。

定義スキルでは、言葉を使うだけではなく、
その言葉の意味を説明することが大切です。

初心者におすすめの理由

定義は、初心者でも使いやすい強力なスキルです。

相手の言葉があいまいな時に定義を入れるだけで、議論がかなり整理されます。

また、定義がうまく決まると、相手の主張の弱点も見えやすくなります。

レスバトルで迷ったら、まずは
「この言葉って、どういう意味で使っているんだろう?」
と考えてみましょう。